映像制作の全てを一人で行なうのならば自分の思い描いているものを絵にしなくても大丈夫です。しかし、基本的に映像制作においては俳優や音声、照明やカメラマンに監督といった多くの共同制作者が居るはずです。そんな大勢の制作者に自分の作りたいイメージを伝えることが出来るのが絵コンテになります。絵コンテは重要な部分を忘れずに書いていればどのような絵でも大丈夫です。

その重要な部分とは撮影の際の俳優を録る大きさ、表情、行動です。絵コンテを棒人間で書く際でも俳優を胸の上からどこまで撮影するのかなどを描けていれば大丈夫です。表情は文字にして、苦虫を噛み潰したような表情など例えで絵の横に書いておけば事足ります。行動は棒人間の周りに矢印で歩く方向、難しい動きなら文字で書いても伝えることが出来ます。

絵コンテは兎に角、自分だけがわかるようなものではなく、誰かが見ても何をどう撮りたいのかわかるようにしましょう。映像制作の進行では予定を考え、予防も考えておけるくらいの余裕が必要です。絵コンテを制作者の全員が見ていれば、俳優は演技の予習、音声はマイク位置の確保、照明は照らす角度、カメラマンは機材の選定などを撮影する前から考えておくことが出来ます。これにより、撮影場所に行き機材をセッティングしたら撮影がすぐに出来るようになります。

時間の余裕は映像制作では後に控える編集時間を確保することにも繋がるので重要な要素となります。絵心がないからと言う理由で絵コンテを敬遠せず、どんな絵でもまずは描いてみましょう。